ラジオが好きでよくJ-Waveを聴いています。

先日、ピストン西沢さんの番組の中で、リスナーから「苦手なノリ」を募っており、なかなか興味深く聴いていました。

面白く共感したのは「ハワイのノリが苦手」という投稿でした。空港からホテルまで送迎バスに乗った方が、バスの運転手の妙にハイテンションのノリが苦手だったそうです。

運転手:「アロ~ハ!みなさん、ハワイでは何して遊びますか~?」

日本人客:「・・・(シーン)」

運転手:「飛行機で疲れちゃったですか~?」

日本人客:「・・・(シーン)」

運転手:「あれぇ、このバスにはボクしか乗ってないのかなぁ?!」

確かにこれは私も経験のある「苦手なノリ」のひとつでしたので、「あぁ、あるある」と思いつつ聴いていました。

すると次に紹介された「苦手なノリ」は「PTAのノリに着いていけません」という投稿でした。なになに、と聞き耳を立てて聴いていたのですが、あまり具体的な話は無く、「あの活動に一所懸命な方々には着いていけない」という漠然とした内容でした。この投稿を読み終えたピストン西沢さんも「あ~、俺もPTAのノリはダメだなぁ」とコメントされていました。

 

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PTAのノリって何?

改めて「PTAのノリ」って何だろうと考えた時、正直なところしっくり来る表現が思い浮かびません。私自身も子どもの入学と同時に保護者会の役員となった訳ではないので、役員の方々のノリを客観視していた期間が数年間ありました。当時、外から見た役員の印象を思い起こすと「幅を利かせていてなんとなく怖そう」、「仲が良さそう」という物でした。

しかし、実際に役員を経験した今、「怖い」も「仲が良い」も安易に肯定することができずにいます。実態は決して怖い集団ではないし、特に仲良しこよしでも無いからです。曖昧ではありますが「子どものために」との目標を掲げて活動する方々ですから、一定の団結があるの事実で、それ故に時に激しい議論を交わすこともありました。

そう考えると苦手と言われる「PTAのノリ」とは『熱さ』なのかもしれません。「踊るアホウに見るアホウ、同じアホなら踊らにゃ損」とはよく言ったもので、どうせ貴重な時間を割いて活動するのであれば嫌々従事するよりも、積極的に関与した方が得るものがある、楽しめるというものです。そう思えない方々にとってはこの積極性が熱さとなって苦手なノリと映るのではないかと思います。PTAに限らず『熱さ』は嫌悪の対象となり得るものなのです。

希なケースかもしれませんが、私の周りでは役員をやりたい、どうすれば役員になれるのか、という声が少しずつ増えてきています。ただ私がお世話になった学校は、やりたい人が必ず役員になれる訳ではない点が悩ましいところでした。

「PTAのノリが苦手」という声を払拭することは難しように思いますが、実際に子どもが通う学校で活動する保護者がいらっしゃるのであれば、苦手と距離を置くのではなく、物好きと一蹴するのではなく、少しで良いので興味を持っていただけたらと思います。「あいつらは何が楽しくてあんなに頑張ってるんだろう?」と。決して暇なだけの大人の集まりではありませんので。

ピストン西沢さんにPTA役員を担う機会があったかどうかは知りませんが、ごくごく一般的な感想として「あぁ、俺も苦手だなぁ」とコメントされたということは、それがマジョリティなのだと思いますが、一方で「やってみれば楽しいこともあるんだろうなぁ」と感じている人が実は多いではないかとも思うこの頃です。

 

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