この週末に学校祭等のイベントを行う学校が多いかと思いますが、ちょうど明日にも台風18号が日本列島に上陸するとの予報が出ており、イベント主催者の方々は頭を悩ませていることと思います。

秋は学校行事が目白押しです。秋の運動会、文化祭、学園祭、体育祭など、種々の行事があり、子どもたちは二学期の開始とともに、熱心に準備・練習に励むこととなります。つい先日も運動会の練習をする幼稚園児たちを見かける機会がありました。今では幼稚園運動会の定番となったバルーンを一所懸命に練習していました。

最近は秋に限らずとも、集中豪雨、ゲリラ豪雨に、竜巻なども時期を問わず発生しているので、秋の台風だけが脅威ということも無いのですが、イベントが集中しているこの時期だけに、台風の影響はやはり大きいと言えます。そして学校が主催する行事の場合にはその多くが「雨天順延」と想定されていますが、規模の大きなイベントとなると「雨天順延」を準備できない場合もあります。

学校行事に限らず、イベントを主催する側になると当日のお天気がとても心配になるもので、お天気次第で来場者数は大きく変わりますし、来場者数の減少はそのまま売上を大きく左右します。たとえ屋内のイベントであっても雨天の場合には一定の来場者の足は遠のくものですから、何とも悩ましい限りです。

学校行事に限ったこと、そうでないことを合わせて、イベント当日の悪天候が及ぼす影響を整理してみましょう。

 

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開催すべきか否か?!

何よりもはじめに、予定通り開催すべきか否か、という一番大きな問題があります。判断材料となるのはもちろん来場者の安全確保です。公共の交通機関の運行状況、来場された場合の安全確保の両面を検証する必要があります。

会場内での安全確保には最大限の配慮が必要となります。雨に濡れること無く楽しんでいただけるのか、強風に備えた安全確保(テントウェイトなど)は万全か、屋外の各種設備は十分な雨対策が出来ているのか、傘袋、タオルなどの備品は足りているのか、開催しない場合の連絡手段の有無、などの細かな点までを検証した上で、開催の可否を判断しなければなりません。

もしも開催を断念するのなら…

万一、安全確保が困難との判断に至れば、次は中止とするのか、延期にするのかを考えなければなりません。この判断材料はイベントの種別にもよりますが、複数の要素を考慮しなければなりません。

  • 延期の場合、会場・設備の確保は可能か?
  • 当日に販売予定だったものに生物があった場合にいつまで保存できるのか?
  • 当日に販売予定だったもので返品が可能なものと買い取らなければならないものは何か?その額は?
  • 当日に販売予定で保存可能なものがあった場合、十分な保管場所の確保は可能か?
  • 食券など事前に予約販売していたものの返金は可能か?

そして学校行事特有の判断要素として、出席日数への影響も考慮すべき事項として加える必要があります。

また学校行事でよく実施されているバザーにも特有の問題が生じます。なぜなら、バザー用に集めた品物は返品も長期保管も難しいためです。そのため、イベントとしては中止だが、バザーだけ後日開催するということも起こり得るのです。

今週末、台風18号が大きな悪さをすることなく、過ぎ去ることを願っております。子どもたちがせっかく準備してきた行事がたくさんあると思いますので。

小学生の合唱は延期したくない!

以前、小学校で音楽を教えている先生から合唱の難しさを伺ったことがあります。学園祭に向けて小学生の合唱指導していた先生で、誰よりも強く、予定通りの当日開催を願っておられました。中学生や高校生になると延期の影響はあまり気にする必要が無いそうで、万一延期になっても、しっかりと合唱ができるとのこと。一方、小学生の場合には学園祭当日にきっちりとターゲットを据えて合唱を仕上げていくというのです。子どもたちが当日に一番良い声が出るようにと仕上げているので、万一延期となってしまうと、練習の成果を十分に発揮できなくなってしまうとのことでした。一保護者として、当日の立派な合唱だけを見て感心していましたが、先生のご苦労・ご尽力に改めて頭の下がる思いでした。

 

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