二学期が始まると学校では秋の行事へ向けた様々な準備、練習で忙しくなります。

秋の運動会、文化祭、学園祭にクリスマス・イベントと、秋から年末へかけて子どもたちが楽しみにしている行事が連続します。そしてこれらの行事を一層楽しくしてくれるもののひとつが移動販売車(またはキッチンカー)の出店ではないでしょうか。ここ数年、学校行事で移動販売車を見かける機会がかなり増えたように感じています。

スイーツであればクレープやソフトクリーム、かき氷、チュロスなど、子どもに人気の移動販売車が多くありますし、食事であればカレー、うどん、焼きそば、ロコモコ、ケパブなど、それこそ目移りするほどの選択肢があります。もちろん喫茶も豊富でこだわりコーヒー、フレーバーティ、ビタミン入りジュースにスムージー、考えるだけでも楽しい気分になってきますね。

これは一例ですが、移動販売車の検索から出店依頼まで可能なサイト(カークルコック)もあります。

これから移動販売車の出店を考えてみようという方のために、”もし主催者として移動販売車を選定するとしたら”、どんな選定基準が必要なのかをお伝えしようと思います。美味しいから、話題のお店だから、だけではない意外な基準があるものです。

私の考える選定基準は大きく3つです。

① 契約形態

② 設備(電気とか)の充実度合い

③ (大きな声では言えないが・・・)

スポンサードリンク

業社によって異なる契約パターン

経験上、まず気にしなければのが契約形態です。これは業社毎に異なる契約形態が存在するためで大別すると3パターン存在します。

a. 出店料固定型 出店するだけで一定の出店料を支払う。売上は全て主催者側の収入となる。

b. 売上連動型  出店料は無料。売上の20~50%を支払う。売上の残りは主催者側の収入となる。

c. ハイブリッド型 出店料(※①の出店料よりは安価)を支払った上で、売上の一部も支払う。

どの契約形態が良いのかは、イベントの内容次第としか言えず、ある程度の集客、売上が期待できるのであれば①で売上を100%収入とするのが良いでしょうし、そうでない場合は②、③の方が安全と言えるでしょう。特に天候に売上が左右されるイベントの場合に①を選択するのはリスクの高い契約となります。

電気・水道・ガス・排水

次に考慮すべき点は設備面での条件が合致するか否かです。設備とは主に電源、水道、排水と考えて構いません。多くの移動販売車は自家発電機を搭載した車で来ますが、希に電源を貸してくれないと出店できないという車もあります。水も同様で持参する車もありますが、水道水の提供ありきの車もありますので、予め確認が必要です。イベント会場が電源も水道も気兼ねなく利用できる場合はこの限りではありませんが、学校施設の場合は制約がある場合もありますので。ガスで調理するキッチンカーは無いように思いますが念のため。そしてもうひとつが排水です。車の中で何らかの調理をしている訳ですから少なからず汚水が排出されるのは仕方ありません。この汚水を持ち帰る車とそうでない車が存在します。学校施設に移動販売車を入れる場合はどんな汚水が出て、排水をどうするのか、やはり事前に確認することが望ましいと言えます。

そして最後の選定基準

これは学校のイベントだからこそ最も重要な基準と言えるものです。それは従業員の身元がクリーンであることです。ピンとこない方も多いと思いますが、わかりやすく言えば、移動販売車で働くアルバイトの男性が女子高生に気安く連絡先を聞いたりされてはイケナイのです。小さな子ども与える影響がネガティブナものであっては困るのです。子どもたちにとっては社会勉強として必要なこと、成長過程ではひとつの通過点かもしれませんが、それが学校施設の中である必要は無いということです。そして実はこの基準が一番難しい条件となる場合が多く、「従業員にアルバイトが居ないこと」を付加した途端に出店可能な移動販売車は一気に限られてしまうのです。

もし皆さんの学校に出店している移動販売車が、「さほど美味しくもないのに、なぜ?」と思わせる店だった場合、学校側がアルバイトを拒絶している可能性が高いのです。

その他、移動販売車の中には食券の制作・配布まで受託してくれるものもあり、学園祭等ではとても重宝していたりします。

場合によってはPTA活動の負担軽減を実現できる可能性も十分ありますので、親父の屋台村などの出店をお考えの方が負担を気になるようでしたら、ぜひ、移動販売車の導入を検討してみてはいかがでしょうか。

 

スポンサードリンク